アルバータヘルスを申請しよう

Banff

みなさん、こんにちは。すーじーです。

2024年はもっと活動的に!を目標に頑張って行きたいと思います。
今年もよろしくお願いします。

さて、今回はカナダの健康保険について。
カナダにも健康保険制度はありますが、日本のそれとはちょっと違います。

カナダの健康保険

カナダの健康保険は各州および準州で管理されており、カナダ保健省(Health Canada)が全国的なガイドラインを提供しています。

自己負担の度合い:
カナダでは、健康保険によってほとんどの基本的な医療サービスが無料または低額で提供されます。ただし、視力検査や歯科治療、処方薬などの一部のサービスは自己負担が必要であり、これらは追加のプライベート保険でカバーされることがあります。
高額療養費制度:
日本の高額医療制度のような、健康保険によってカバーされない医療費が一定額を超えると、その差額を補填するための特別な制度は一般的には存在しません。自己負担もしくはプライベート保険がこれをカバーします。
アクセスと待ち時間:
日本と同様カナダも地域ごとに医療資源に差があることがあり、待ち時間が発生することがあります。ただし、緊急の医療サービスは迅速に提供されます。診察自体はクリニックに行けばすぐに受けれますが、CT、MRIなどになると日本に比べて時間がかかることが。。。

アルバータヘルス/Alberta Health Care Insurance Plan (AHCIP).

私はアルバータ州に住んでいるので、アルバータ州の保険制度について。州によって提供している内容に若干の違いはあるようです。

無料で提供されるもの

医師の診察
外来での検査代
入院費(大部屋のみ)
入院中の検査や薬代
予防接種
妊娠出産費用
などなど

自費

外来での処方薬
入院費(個室)
予防接種
救急車
歯科
視力検査やメガネ・コンタクト
不妊治療
美容整形
などなど

アルバータヘルスの申請方法

バンフ・キャンモアにあるレジストリーにて申請。
約5営業日で提出した住所に送られてきます。
申請料は無料。
郵送でも申請できますが最高6週間もかかるようなので、レジストリーでパパっと済ませましょう。
⚠️この時にアルバータ アイデンティフィケーション カード(Alberta identification card)も申請しましょう。これがあればパスポートを持ち歩かなくてもよくなります。 

申請必要書類

パスポート原本
ビザ(種類は関係なく6ヶ月以上のもの)
住所を証明できるもの
・銀行口座開設時に住所証明書をもらう
・携帯電話や光熱費の請求書
・スタッフアコもなら会社から住所証明できるものを発行してもらう
・シェアハウスなら賃貸契約書や、大家さんに一筆書いてもらう。
申請用紙( Application form for AHCIP Coverageからダウンロードし記入して持っていくか、レジストリーで記入)

バンフ・キャンモアのクリニック

バンフ・キャンモアには病院がそれぞれ1つ、クリニックが数箇所あります。が、旅行者やワーホリの方が行けるのは、ウォークイン クリニックか、病院のE R緊急治療室のみ。そのほかのクリニックはファミリードクターの患者さんしか診療してくれません。

バンフ アルパイン クリニック/the Alpine Medical Clinic

バンフではバンフ アルパイン クリニックがウォークインの患者さんを受け入れてます。
診療時間;
月曜から木曜 8:30-19:00
金曜 8:30-17:00
土日 9:00-17:00

予約方法;
電話もしくはオンラインで予約が取れます。もちろん予約なしで行っても受け付けてはくれますが、混み具合によっては結構待たされることも。ホームページでウオークインの待ち時間が確認できます。

クリニックに着いたら
受付にて予約をしていたら、名前と予約時間を伝えます。予約なしならその旨を伝えます。
初めての診察
受付のお姉さんから診療フォームを記入するように手渡されるので記入します。
アルバータヘルスカードを持っているなら忘れずに持って行きましょう+パスポートもしくはアルバータIDなど身分を証明できるもの。
海外旅行保険などで支払うのなら、事前に何を診察時に持って行かないといけないのか保険会社のホームページで調べて必要書類とパスポートを持って行きましょう。保険会社もしくはクリニックによっては現地で支払い後、保険会社から返金されるケースもあるので、念の為クレジットカードも持って行きましょう。これは、例え保険会社がお会計での支払いは不要と謳っていても、クリニックによってはそれを受け入れないところもあるからです。
2回目以降
アルバータヘルスを持っているなら、名前と予約時間を受付で伝えるだけでOK
海外旅行保険で支払う方は初回同様、必要書類とパスポートを持っていってください。

診察
順番が来たら名前を呼ばれます。
まず看護師さんから来院の理由を聞かれるので、いつから、どこに、どの様な症状があるのか伝えます。
その後医師の診察になります。

診察後
処方箋や検査のオーダーがなければそのまま帰ってOK
処方箋がある場合は受付か医師から手渡されるので受け取り、薬局へ向かいます。
アルバータヘルスでは薬代はカバーされないので自費での支払いになります。
海外旅行保険などで支払うのなら、事前に何が必要なのか保険会社のホームページで調べて必要書類とパスポートを持って行きましょう。保険会社もしくは薬局によっては現地で支払い後、保険会社から返金されるケースもあるので、念の為クレジットカードも持って行きましょう。

薬局:
薬局で処方箋を渡すとアルバータヘルスの番号と個人の健康保険の有無を聞かれます。
この保険に入ってなければ、いい薬剤師さんに当たると、処方箋トニなような効用で薬局で買えるものを勧めてくれます。(この方がお手頃価格)

ドクターノート;
もし病気や怪我などで仕事を3日以上休まないといけなくなると会社によってはドクター ノート(医師にコレコレの理由でこの期間休みますよと一筆かいてもらったもの)の提出を求められることも。これはアルバータヘルスではカバーされないので診察後受付で支払います。

レントゲンや採血
指示が出たら、必ず、また予約を取らないといけないのか確認をしてください。私のかかっている医師は「異常がある時には連絡するから、連絡がなかったら何もなかったってことで大丈夫よ〜」というスタンスなので。医師によっては検査結果聞きに予約してって言われるかもしれないので必ず確認を!
依頼書を受付で受け取ったらクリニックから徒歩3分ほどにあるバンフ ミネラル スプリングス ホスピタルに行きます。予約もできますが、私はその日に終わらせたいので、ウォークインで行きます。病院では日本の様に受付などには立ち寄らず直接レントゲンや採血ルームへ向かい、スタッフに依頼書を渡します。もちろん予約優先なので、混んでいれば待ち時間も長くないります。
予約をしたい場合は直接病院に電話をして、レントゲン/採血の予約したい旨を伝えれば各科へ繋いでくれます。個人的な感想としてはキャンモアよりもバンフの方が混み具合は少なくウォークインで大丈夫かと。

リッジ ビュー メディカル センター/Ridgeview Medical Centre

キャンモアはリッジ ビュー メディカル センター

ウォークイン診療時間;
月曜から木曜 17:00-21:00 (受付開始は16:00)
金曜 9:00-12:00 (受付開始は8:30)
土曜10:00-16:00(受付開始は9:45) 

ウォークイン診療の医師は1人しかいないので、すぐにいっぱいになってしまい、診療時間内でも定員になり次第受付は締め切られます。まだ時間があるからと思わずに、早めに受付をしましょう。OO時に来てくださいと言われるのでその時間にクリニックに戻り診察してもらいます。
その他はバンフと同じです。でもキャンモアの病院は採血・レントゲン共に混んでいるので、予約をお勧めします。

歯科治療

歯科治療はアルバータヘルスの範囲外です。めちゃくちゃ高い!定期的な歯の健診で$250ほど。
虫歯の治療や歯根治療になると目玉が飛び出るほどです。ワーホリに来る前に、歯科検診・治療は済ませてくることを強く、強く、強く、お勧めします。



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